[Web Tool] Video Resizer — 動画の大きさを変えて軽くする ブラウザ完結型 リサイズツール

[Web Tool] Video Resizer — 動画の大きさを変えて軽くする ブラウザ完結型 リサイズツール

概要

Video Resizerは、ブラウザの中だけで動く、動画の大きさを変えて軽くするツールです。ファイルは、サーバーへ送られません。広告も出ません。

「縦横比はそのまま、小さくして、軽くしたい」だけのために作りました。動画を入れて、大きさを選んで、「変換スタート」を押します。ふだんの画面は、それだけで足ります。困ったときは、F1 キーを押すと、使い方が出ます。

  • 大きさ: プリセット(4K、2K、フルHD、HD、1024、640、320)、長辺、幅・高さ、倍率。縦横比は、元の動画のまま
  • 縦長のスマホ動画: 縦のまま小さくなります。縦横は、動画から自動で判定します
  • 画質と容量: 画質で決める / 容量で決める(例: 5 MB 以下)/ ビットレートを直接
  • 形式・音声・コマ数: MP4(H.264 など)、WebM(VP9 など)。音声を軽くする・なくす。コマ数を減らす
  • 目安の表示: 変換の前に、出来上がりの大きさと容量の目安が出ます
  • 保存: ダウンロード、または、保存先のフォルダへ直接書き出し
  • 複数本・フォルダごと: まとめて変換できます

開く

インストールは不要です。下のリンクから、そのまま開けます。

スタートメニューから起動

トップページのスタートメニューからも起動できます。

スタートメニューから Video Resizer を起動する

スクリーンショット

大きさ、画質・容量

左で設定を決めて、右に動画を入れます。各行に、出来上がりの目安が出ます。

Video Resizer の画面。左に大きさと画質・容量のタブ、右に変換結果の一覧

縦長の動画

縦長の動画は、縦のまま小さくなります。

縦長の動画を変換した結果。出力は 360×640 で、4.8 MB

幅・高さを両方指定する

縦横比が合わないときは、黒帯を付けるか、引き伸ばすかを選べます。

幅と高さを両方 640 にした設定。出力は 640×640(黒帯あり)と出ている

F1 ヘルプ

F1 キーで、使い方が出ます。やりたいことを入力して探せる

アプリの特徴

  • ファイルは、サーバーへ送られません。広告もありません: 読み込みも、変換も、ブラウザの中だけで行います
  • 縦横比を保ちます: 縦長でも横長でも、同じ操作です。プリセットの数字は「長い方の辺」の長さです
  • 容量の上限から、逆算できます: 「5 MB 以下」のように決めると、画質を自動で調整します。目標を超えたら、1 回だけ、自動でやり直します
  • 変換の前に、目安が出ます: 「→ 640×360 ・ 約 ○ MB(−89%)」のように、出来上がりの大きさと容量が、すぐ分かります
  • ふだんの画面は、シンプル: 探すときは、F1 です

まず試す

  1. Video Resizerを開きます。
  2. 動画を、右の枠にドロップします。クリックして選ぶこともできます。何本でも、フォルダごとでもかまいません。
  3. 左の「大きさ」で、プリセットを 1 つ選びます(例: HD)。各行に、出来上がりの大きさの目安が出ます。
  4. 「画質と容量」は、初期のままで大丈夫です。
  5. 「変換スタート」を押します。
  6. 終わったら、各行の「保存」を押します。「▶」で、その場で再生して確かめられます。

元のファイルは、書き換えられません。保存するファイル名には、初期設定で、大きさが付きます(例: 動画_1280x720.mp4)。

画面の見方

画面は、左と右に分かれています。

場所内容
左設定。「大きさ」「画質と容量」「形式・音声」「詳細」
右の上動画をドロップする枠。選んだ動画の、出力と元の大きさの表示
右動画の一覧。各行に、元の大きさ・長さ・容量、出来上がりの目安、「▶」「保存」「✕」
右の下「保存先フォルダ…」、全体の進み具合、「すべて保存」「変換スタート」

使い方

1. 動画を開く

右の枠に、動画をドロップするか、クリックして選びます。読み込むと、各行に、元の大きさ、コマ数、長さ、容量、形式が出ます。

2. 大きさを決める

「大きさ」は、4 つのタブです。

タブ使い方
プリセット4K(3840)、2K(2560)、フルHD(1920)、HD(1280)、1024、640、320。数字は「長い方の辺」の長さです
長辺長い方の辺を、自由な数字で入れます(例: 900)。短い方は、縦横比から計算されます
幅・高さ幅だけ、または高さだけ入れると、もう片方は計算されます。両方入れると、黒帯か引き伸ばしを選びます
倍率50% のように、割合で
  • 例: フルHD を選ぶと、横長の動画は 1920×1080、縦長の動画は 1080×1920 になります
  • 元の動画より大きくなるサイズは、選べません(灰色)。大きくしたいときは、「元より大きくしない」のチェックを外します
  • H.264 は、奇数の大きさを扱えないので、幅も高さも、偶数に丸めます

幅と高さを両方入れたとき

縦横比が合わないときの扱いを、選びます。

選択結果
黒帯を付ける動画はゆがまず、余った所が黒くなります
引き伸ばす余白はありませんが、動画がゆがみます

縦長の動画に、横長の枠(640×360 など)を入れたときは、「縦横が逆なら枠を入れ替える」にチェックが入っていると(初期設定)、動画の向きに合わせて、自動で入れ替わります。

3. 画質と容量を決める

「画質と容量」は、3 つのタブです。

タブ使い方
画質で決める最高・高・標準・小さめ・最小から選びます。左ほどきれいで容量が大きく、右ほど軽くなります。初期は「標準」です
容量で決める「5 MB 以下」のように、上限を決めます。画質は、自動で調整されます。長い動画ほど、画質は下がります
ビットレートMbps を、直接入れます

「容量で決める」では、「目標を超えたら自動でやり直す」にチェックが入っていると(初期設定)、目標を超えたとき、ビットレートを下げて、1 回だけやり直します。それでも収まらないときは、収まらなかったと表示されます。その場合は、大きさを 1 段小さくするか、目標を増やしてください。

容量の上限が小さすぎると、「画質がかなり落ちます」と出ます。画質を保ったまま小さくしたいときは、画質を下げるより、大きさを 1 段小さくするほうが、うまくいくことが多いです。

4. 形式・音声・コマ数

項目選べるもの
形式MP4 · H.264(どこでも再生できる・おすすめ)、MP4 · H.265、WebM · VP9、WebM · AV1、MP4 · VP9、MP4 · AV1。使えるものは、ブラウザによって違います。使えないものは、一覧に出ません
音声そのまま、128 kbps、96 kbps、64 kbps、なし
コマ数そのまま、30、24、15。元より多くはなりません。動きの多い動画は、減らすとカクつきます

迷ったら、「MP4 · H.264」です。H.265 や AV1 は、もっと小さくなりますが、再生できない環境があります。選んだ形式で書き出せないときは、別のコーデックに切り替えて書き出し、行に、その旨が出ます。

5. 詳細

左の下の「詳細」を開くと、次の設定があります。

項目説明
ファイル名{name} = 元の名前、{w} = 幅、{h} = 高さ。初期は {name}_{w}x{h} です
ハードウェア加速自動 / ハード優先 / ソフト優先。「ハード優先」で、速くなることがあります

6. 保存

  • 各行の「保存」で、その動画を保存します。複数あるときは、「すべて保存」で、まとめて保存できます
  • 「保存先フォルダ…」で、フォルダを選んでおくと(Chrome / Edge)、変換が終わるたびに、そのフォルダへ直接書き込みます。メモリを使わないので、大きな動画や、本数が多いときに向いています
  • 全部の変換が終わったあとは、「変換スタート」が「変換し直す」に変わります。設定を変えて、やり直せます

途中でやめたいときは、「取り消し」を押します。変換が終わった分は、残ります。

7. ショートカットキー

キー動作
F1ヘルプを開く
Escヘルプや、再生画面を閉じる

8. 用語

用語意味
長辺動画の、長い方の辺(横長なら幅、縦長なら高さ)
ビットレート1 秒あたりのデータ量。大きいほどきれいで、容量も大きくなります
コーデック動画の圧縮方式。H.264、H.265、VP9、AV1 など
黒帯縦横比が合わないときに付く、上下または左右の黒い余白
フレームレート(コマ数)1 秒あたりの絵の枚数

対応していないもの

内容扱い
動画の切り抜き(クロップ)、時間のカットできません。大きさを変えて軽くすることだけに、絞っています
字幕、エフェクト、つなぎ合わせできません。編集ツールではありません
ブラウザが読めない形式の動画「このブラウザでは読めない形式」と出ます
ブラウザが書き出せない形式一覧に出ません。H.264 が出ないときは、Chrome / Edge の新しい版を使ってください
Safari、Firefox での動作確認していません
スマートフォンでの動作確認していません。専用の設計は、していません
H.265(HEVC)の動画の読み込み確認していません。ブラウザが対応していないと、読めません
数 GB の動画、本数の多い一括変換確認していません

注意事項

  • 動作の確認は、実機(Windows の Chrome)で行いました。横長の動画(3840×2160、60fps、46.0 MB)は、640×360、上限 5 MB で、4.9 MB(−89%)になりました。縦長のスマホ動画(1080×1920、47.6 MB)は、縦のまま 360×640、4.8 MB(−90%)になりました。幅・高さの黒帯、保存先フォルダ、F1 ヘルプも、確認しています
  • 変換の結果は、「目標より小さく収まる」「目標を一度超えて、やり直しで収まる」のどちらにもなります。実際の大きさは、変換のあと、行に出る数字で確かめてください
  • ハードウェアエンコードの速さと、目標との差は、パソコン次第です。確かめきれていません
  • 変換は、ブラウザの機能(WebCodecs)で行います。AV1 や 4K は、時間がかかります
  • 変換中は、画面が消えないように、ブラウザへ頼んでいます(対応するブラウザのみ)
  • 元の動画が、すでに強く圧縮されていると、再変換で、大きくなることがあります。画質を下げるか、大きさを小さくしてください
  • ファイルは、ご自身が、使ってよいものを、使ってください。ファイルは、こちらでは、配っていません

よくある質問 (FAQ)

Q. ファイルは、どこかに送信されますか。
A. 送信しません。読み込みも、変換も、保存も、ブラウザの中だけで行います。

Q. 縦長のスマホ動画も、使えますか。
A. 使えます。動画から、縦長か横長かを判定して、縦横比を保ったまま小さくします。プリセットの数字は「長い方の辺」なので、「640」を選ぶと、縦長なら 360×640 になります。

Q. 「最高」は、いちばん小さくなる設定ですか。
A. 逆です。「最高」は、画質が最高(容量は大きい)という意味です。小さくしたいときは、右の「最小」の方へ。または、「容量で決める」で、MB を入れてください。

Q. 25 MB 以下にしたい(サーバーやチャットの上限があります)。
A. 「画質と容量」で「容量で決める」を選び、MB を入れます(例: 24)。その大きさ以下に収まるよう、画質を自動で調整します。

Q. 目標より大きくなってしまいました。
A. 「目標を超えたら自動でやり直す」が入っていると、1 回だけ、自動でやり直します。それでも収まらないときは、大きさを 1 段小さくするか、目標を増やしてください。

Q. 画質が、悪くなりすぎます。
A. 容量の上限が小さすぎるかもしれません。画質を下げるより、大きさ(プリセット)を 1 段小さくするほうが、画質を保ちやすいです。

Q. プリセットが、灰色で選べません。
A. 元の動画より大きくなるサイズは、選べません。大きくしたいときは、「元より大きくしない」のチェックを外してください。

Q. 大きさが、指定より 1 ずれています。
A. H.264 などは、奇数の大きさを扱えないので、幅も高さも偶数に丸めています。

Q. 「H.264」が出ません。
A. ブラウザが、H.264 の書き出しに対応していません。Chrome / Edge の新しい版を使ってください。

Q. 音声を、なくしたり、軽くしたりできますか。
A. 「音声」で、128 / 96 / 64 kbps、または「なし」を選べます。「そのまま」は、元の音声を使います。

Q. 元の動画は、書き換えられますか。
A. 書き換えません。別のファイルとして保存します。ファイル名は、「詳細」で変えられます。

Q. 動画の一部だけを、切り抜けますか。
A. できません。大きさを変えて、軽くすることだけに、絞っています。

Q. 変換が、遅いです。
A. ブラウザの機能(WebCodecs)で、パソコンの動画エンジンを使って変換します。AV1 や 4K は、時間がかかります。「詳細」の「ハードウェア加速」を「ハード優先」にすると、速くなることがあります。

関連

動画を軽くするツールには、圧縮に特化した Video Compressor もあります。編集(カットやつなぎ合わせなど)が必要なときは、Video Editor をお使いください。

技術記事

実装の詳細は、技術記事にまとめています。

更新履歴

バージョン日付内容
v1.02026/10/21初回公開(大きさ: プリセット・長辺・幅と高さ・倍率、画質と容量: 画質で決める・容量で決める・ビットレート、形式・音声・コマ数、保存先フォルダ、F1 ヘルプ)

クレジット

  • 動画の読み書き: Mediabunny(MPL-2.0 ライセンス)。ブラウザの WebCodecs を使って、変換します
  • 大きさの計算、画質と容量の決め方、画面は、自作です

ご自身で用意したファイルの権利は、それぞれの権利者にあります。Video Resizerは、個人の制作物です。