[Web Tool] VRMA EDIT — VRM のモーションを、見ながら切る・つなぐ・ポーズを直す
概要
VRMA EDIT は、VRM のモーション(.vrma)を編集するアプリです。VRM に動かしながら確かめられます。
- 切る・消す: 範囲を決めて、残す、または、消して前後をつなぐ
- つなぐ: 別の VRMA を、前または後ろへつなぐ。つなぎ目は、重ねて、混ぜる
- ポーズを直す: 骨を回して、再生位置のポーズを変える。前後のフレームへ、なだらかに広がる
- 変形: 速さ、逆再生、左右の入れ替え、その場で動かす、ループの継ぎ目をなじませる、など
- 保存: 編集したモーションを、
.vrmaとして書き出す - ファイル: VRM と VRMA は、ブラウザの中だけで処理します。アップロードされません
VRMA EDIT
VRM のモーション(.vrma)を、VRM で確かめながら、切る・つなぐ・ポーズを直すブラウザアプリ。
lain-lab.comスタートメニューから起動
トップページのスタートメニューからも起動できます。
スクリーンショット
起動画面、デフォルトでVRMと徒歩アニメーションが動きます。
I、Oキーでアニメーションの範囲選択。 DELETEキーで削除。
別のアニメーションを追加。
ポーズの編集。
F1キーでHELP。
動画
アニメーションの追加。
ポーズの編集。
使い方
はじめに
- VRM(プレビュー用)と、VRMA を、画面にドロップします(同時でも大丈夫です)。ボタン(
VRM …/OPEN VRMA …)でも選べます - 下のタイムラインで、再生位置を動かして、確かめます
- 編集して、
SAVE VRMA(Ctrl+S)で保存します
VRM を替えても、編集中のモーションは、そのままです。
タイムライン
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| クリック / ドラッグ | 再生位置を動かす(VRM が、その姿勢になる) |
| ホイール | ズーム |
| ダブルクリック | 全体表示 |
I / O | 再生位置を、IN / OUT にする |
| Shift+ドラッグ | 範囲を作る |
| 緑の線をドラッグ | IN / OUT を動かす |
縦棒は、動きの量です。白い線が、再生位置で、黄色の菱形は、選んでいる骨のキーです。範囲があるうちは、その中だけを、繰り返し再生します。
範囲の編集(RANGE)
| ボタン | 内容 |
|---|---|
KEEP RANGE | 範囲だけを残す |
DELETE RANGE | 範囲を消して、前後を BLEND 秒だけ重ねて、つなぐ(Delete キー) |
BLEND | つなぎ目を重ねる秒数(初期値 0.2) |
ポーズの編集(POSE)
POSE MODEを ON にします(Pキー)。体に、白い印が出ます- 印をクリックするか、
BONEで選びます。その骨に、回転の輪が出ます - 輪をドラッグして回すと、再生位置のポーズが変わります
| 項目 | 内容 |
|---|---|
ROTATE(R) | 回転。すべての骨で使えます |
MOVE(G) | 位置。腰(hips)だけです(VRMA は、腰以外の骨の位置を持てません) |
FALLOFF | 変えた分を、前後何秒へ、なだらかに広げるか(初期値 0.4)。0 なら、そのコマだけ |
CLEAR KEYS IN RANGE | 選んだ骨の、範囲の中のキーを消して、前後の値でつなぐ |
30 フレーム / 秒のモーションの、1 コマだけを変えても、ガタつくだけです。0.3〜0.6 秒ほどが、使いやすいです。間違えたら、Ctrl+Z で戻せます。
つなぐ(JOIN)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
APPEND VRMA | 別の VRMA を、後ろへつなぐ |
PREPEND VRMA | 別の VRMA を、前へつなぐ |
| 腰の位置を、つなぎ目に合わせる | つなぎ目で、腰が飛ばない |
| つなぐ前に、外れたコマを外す | AUTO FIX と同じ処理 |
別のファイルは、骨の名前で対応させ、元のファイルの体勢に合わせて、つなぎます。元のファイルに無い骨の動き、表情・視線の動きは、つなぐ側から、捨てられます。
変形(EFFECTS)
どれも、モーション全体に効きます。Ctrl+Z で戻せます。よく使うものから、並べます。
| ボタン | 内容 |
|---|---|
AUTO FIX | 先頭・末尾の、他と大きく違うコマを外す。VMD から変換した VRMA に入る、初期ポーズのコマで、再生の切り替わりのとき、T ポーズに見えることがあります |
OPTIMIZE | 見た目がほぼ変わらない範囲で、キーを減らして、ファイルを軽くする |
IN PLACE | 腰の前後・左右の移動を止めて、その場で動くようにする(歩きが、前へ進まなくなる) |
MIRROR L/R | 左右を入れ替えて、鏡に映した動きにする |
LOOP … SEAM | 最後の指定秒を、最初へ混ぜて、その分だけ短くする。終わりから最初へ、なめらかに続く |
SPEED × | 速さを、何倍かにする(2 で、2 倍速) |
REVERSE | 逆再生にする |
REPEAT | 指定回数、つなげて繰り返す(つなぎ目は、BLEND) |
SMOOTH | 細かいガタつきを、ならす(ミリ秒。大きいほど、ぼんやりする) |
ROOT × | 腰の前後・左右の移動量(歩幅)を、何倍かにする。足が滑って見えるときの調整に |
NO FINGERS | 指のトラックを外す |
NO ROOT MOVE | 腰の移動(高さも)を外す |
再生バー
先頭・1 コマ戻る・再生 / 一時停止・1 コマ進む・最後。SPEED は、再生の速さです(保存するモーションの速さは、変わりません)。LOOP はくり返し再生、FOLLOW は、腰の動きに、カメラが付いてきます(歩きの確認に)。
キー
| キー | 内容 |
|---|---|
Space | 再生 / 停止 |
I / O | IN / OUT |
← / → | 1 コマ(Shift で 10 コマ) |
Home / End | 先頭 / 最後 |
P / R / G | POSE MODE / 回転 / 移動 |
Delete | 範囲を消す |
Ctrl+Z / Ctrl+Y | 取り消し / やり直し |
Ctrl+S | 保存 |
F1 / Esc | ヘルプ / 閉じる |
BLEND・FALLOFF などの数値と、パネルの開閉は、このブラウザに保存されます。
VRMA について
- VRMA: VRM Animation 形式です。VMD(MMD のモーション)は、先に VRMA へ変換してください(VMD → VRMA 変換 があります)
[Web Tool] VMD to VRMA — MMD のモーション(VMD)を、ブラウザの中だけで VRM 用に変換 // PROTOCOL.LAIN
MMD のモーション(VMD)を VRM Animation(VRMA)に変換するブラウザツール「VMD to VRMA」の使い方ガイド。VMD と VRM の入れ方、PMX を並べた比較表示、腕の軸や足首のモードなどのオプション、無視されるボーンの見方、変換できないもの、よくある質問を解説。インストール不要で、ファイルは外部に送信されません。
lain-lab.com- VRM 0.x と 1.0 の、どちらでも使えます(確認した VRM: AvatarSample_A、VRM1_Constraint_Twist_Sample、自作の VRM)
- 補間:
LINEARの VRMA だけ、読めます(標準は、LINEARです) - 表情・視線: 編集はできません。入っていれば、保持します
動かないとき
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| 「VRMA ではありません」と出る | .vrma か。普通の .glb や .vrm を選んでいないか |
| 「未対応の補間です」と出る | LINEAR 以外の補間の VRMA は、読めません |
| VRM が出ない | .vrm か。画面の上にエラーが出ていないか |
| 輪が出ない | POSE MODE が ON か。BONE で、骨が選ばれているか。その骨が、モーションに含まれているか |
| 腰を動かせない | MOVE は、hips だけです |
| つないだ後に、一部の骨が動かない | つなぐ側に、その骨の動きが無い(前のファイルの最後の姿勢のまま止まる) |
| 保存せずに閉じようとして、確認が出る | 編集が、保存されていません。SAVE VRMA を押してください |
よくある質問
Q. 元のファイルは、変わりますか。
変わりません。SAVE VRMA で、別のファイル(〜_edited.vrma)として、書き出します。
Q. 手や足の位置を、直接動かせますか。 できません。VRMA は、腰以外の骨の位置を持てないので、骨を回して、ポーズを作ります。
Q. 読み込んだファイルは、送信されますか。 されません。ブラウザの中だけで動きます。
関連
実装は、技術記事にまとめています。
▼ [Astro] #196 VRMA EDIT — VRMA をブラウザで編集する(休めの姿勢の変換・ポーズ編集・つなぎ) https://lain-lab.com/posts/astro-196-vrma-editor